粉末タイプの青汁を飲む
目次 今やサプリメントやゼリー、冷凍など様々な種類がある青汁ですが、やはり流通数が一番多く誰もがイメージするのは粉末タイプの青汁です。今回は粉末青汁について詳しく紹介します。
粉末タイプの青汁とは
製造方法
一般的な製造過程を説明します。(1)まず青汁原料を収穫します。大麦若葉やケール、明日葉、桑の葉などはどれも緑葉野菜であり農場で作られています。旬の時期に大きく育ったものを手摘みまたは農機で収穫します。
(2)次に加工される工場へ輸送します。農場のすぐ近くに工場がある場合は鮮度を保たれたまますぐに加工へ移ることができます。近くなければ栄養価を損なわないために低温を保ちながら輸送をします。
(3)工場に到着したらまず青汁原料を洗浄します。土汚れや傷んでいる葉を取り除いてきれいな状態にします。
(4)原料をカットして乾燥させます。乾いたら粉砕して粉末状にします。
(5)粉末青汁を包装して出荷します。
スプレードライ製法の場合は原料をカットせずに搾汁して、汁をスプレー上に噴霧した後に急速乾燥して粉末にします。
青汁の原料がまるごと粉末になったのか、搾汁した粉末なのかはパッケージやホームページで確認しましょう。
特徴
粉末青汁はさらさらした粉末を水などで溶かして飲みます。原料によって味は異なりますが、やはりケールの青汁は苦くてクセがあります。
粉末タイプは青汁の味をしっかり感じることができるので青汁好きには向いていますが、青汁が苦手であれば飲みにくいかもしれません。
その多くはスティック状に包装されており、1杯分ずつ飲むことができます。
大袋に入った粉末青汁もあり、その場合は1杯分ずつ計量します。
1日1~3包が目安摂取量であることが多く、飲む時間は決められていないので好きなタイミングで飲みます。
青汁原料に含まれるビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドやクロロフィルなどの豊富な栄養素を粉末青汁で摂取することができます。
メリット
粉末青汁は市場にたくさんの商品が並んでいるのでお好みの青汁を選ぶことができます。安ければ1000~2000円ほどで1か月分を購入することもできるのでコスパが良いです。
また粉末なので様々な料理にアレンジすることも可能です。
牛乳や豆乳、野菜ジュースなどと割って飲むことができるのも味の変化を楽しめるので青汁に飽きことがありません。
デメリット
粉末なのでしっかり混ぜないと溶け残りができます。コップの底にペースト状の青汁が残っていると気分が落ちてしまいます。
そしてサプリメントやゼリータイプのように飲みやすいものではなく、しっかり味わうのが粉末青汁なので苦手な人も多いです。
色々な粉末青汁
酵素入り
粉末青汁の中には加熱処理をせずに酵素を配合した青汁があります。野菜やフルーツを発酵した植物発酵エキスなどです。
酵素も粉末化されているので青汁の味はそのままで体内の酵素を補うことができます。
乳酸菌入り
乳酸菌の粉末が入った青汁もあります。食物繊維と相性がよく、腸内環境を整えてくれるので便秘解消やデトックス効果に期待できます。
スーパーフード入り
様々な栄養が一般的な食品に比べてトップクラスに含まれている食品をスーパーフードといいます。美容や健康に効果的で、チアシードやスピルリナ、マキベリー、マカ、アサイー、ココナッツなどがあり、それらを配合した女性に嬉しい粉末青汁もあります。
お茶入り
青汁を飲みやすくするために抹茶や緑茶などの粉末を加えた青汁もあります。お茶の風味が増して飲みやすくなるのが特徴です。
美容成分の粉末入り
ヒアルロン酸やコラーゲン、ローヤルゼリーなどの美容成分を配合した女性に人気の青汁もあります。美肌に導いてくれる成分と青汁を一緒に摂取できるのは嬉しいですね。
粉末青汁には様々な栄養素や成分を配合することができるのでたくさんの種類の青汁が発売されています。
自分に合った粉末タイプの青汁を選んで飲むようにしてください。