栄養機能食品の青汁

目次
  1. 栄養機能食品について
    1. 栄養機能食品とは?
    2. 特定保健用食品との違い
  2. 青汁は栄養機能食品?
    1. ほとんどが栄養機能食品
    2. 栄養機能食品の規格基準と青汁3社を比較
  3. 自分に必要な栄養素を確認して青汁を選ぼう
栄養機能食品についてご存知でしょうか。
国から認められた体に良さそうなもの、というやんわりしたイメージをお持ちかもしれませんね。
栄養機能食品の詳しい説明と、青汁との深い関わりについて紹介します。

栄養機能食品について

栄養機能食品とは?

栄養機能食品とは、栄養バランスを気にする人や栄養が不足している人などに対して、栄養成分の機能を表示している食品のことです。
消費者庁の許可を得なくても、栄養成分の基準に適合していれば、製造業者の責任で栄養機能表示をすることができます。
基準とは、一日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が、決められた上下限の範囲内に入っているものです。
また栄養機能表示だけではなく、注意喚起表示なども必要です。
パッケージに記載する例としては、「栄養機能食品」のあとに続けて栄養成分を表示します。
例えば「カルシウム」と記載し、栄養機能表示として「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
」が続きます。
さらに注意喚起として「本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
」などの表示が必要です。

特定保健用食品との違い

よく「トクホ」と呼ばれる特定保健用食品と、栄養機能食品は全く違います。
トクホは「特定の保健の目的が期待できること」を表示できる商品です。
消費者庁に申請して科学的データの提出、申請のため数千万の資金など労力とコストを相当かけて、認可されるとトクホになります。
「このような効果に期待できます」といった表示ができるようになるのがトクホですが、栄養機能食品は栄養機能表示の文言だけを表示できるのでトクホとは異なります。
トクホにあるような特定のマークもないので、パッケージをよく見ないと気づかないこともあります。
正直トクホよりも宣伝としてのインパクトは薄くなります。

青汁は栄養機能食品?

ほとんどが栄養機能食品

青汁にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
実は栄養機能食品はミネラル5種とビタミン12種の表示が可能です。
そのため青汁に含まれるビタミンやミネラルのほとんどが、摂取量の上下限の基準に適合すれば栄養機能食品にあたります。

栄養機能食品の規格基準と青汁3社を比較

栄養機能食品の規格基準について紹介します。
(栄養機能表示一部略・注意喚起は省略しています)
栄養成分 1日の摂取目安量に含まれる栄養成分量 栄養機能表示
下限値 上限値
亜鉛 2.10mg 15mg 味覚を正常に保つのに必要です。皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
カルシウム 210mg 600mg 骨や歯の形成に必要です。
2.25mg 10mg 赤血球を作るのに必要です。
0.18mg 6mg 赤血球の形成を助けます。
マグネシウム 75mg 300mg 骨や歯の形成に必要です。
ナイアシン 3.3mg 60mg 皮膚や粘膜の健康維持意志を助けます。
パントテン酸 1.65mg 30mg 皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビオチン 14μg 500μg 皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンA 135μg 600μg 夜間の視力の維持を助けます。
ビタミンB1 0.30mg 25mg 炭水化物からのエネルギー生産と皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンB2 0.33mg 12mg 皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンB6 0.30mg 10mg たんぱく質からのエネルギーの生産と皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンB12 0.60μg 60μg 赤血球の形成を助けます。
ビタミンC 24mg 1000mg 皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持ちます。
ビタミンD 1.50μg 5.0μg 腸管でのカルシウムの吸収を促進し骨の形成を助けます。
ビタミンE 2.4mg 150mg 抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り細胞の健康維持を助けます。
葉酸 60μg 200μg 赤血球の形成を助けます。胎児の正常な発育に寄与します。
これらが栄養機能食品の規格基準です。
次にランダムに選んだ青汁3社の栄養成分(ビタミン・ミネラル)を抜粋して、栄養機能表示できるのか確認しました。
ミネラルの配合量など記載していないものは抜いています。

A社

含有量 栄養機能の上下限基準
ビタミンC 76mg
ビオチン 15μg
カルシウム 91mg ×

B社

含有量 栄養機能の上下限基準
カルシウム 340mg
葉酸 50μg ×

C社

含有量 栄養機能の上下限基準
カルシウム 9.2~92mg ×
4.0mg
ビタミンC 94mg
ビタミンE 0.84mg ×
葉酸 40μg ×
3社抜粋したところ、栄養機能表示ができる栄養素もあれば少し足りないものもありました。
しかし全てが該当しない青汁はなく、どれかの栄養素が栄養機能食品として表示できるものでした。
青汁に含まれるビタミンやミネラルはしっかり体内で働いてくれることが分かります。
3.自分に必要な栄養素を確認して青汁を選ぼう 栄養機能表示として、皮膚や粘膜の健康だったり赤血球の形成、骨や歯の形成だったりと、体の部位ごとにその必要性を見出してくれています。
自分がどんな栄養を求めているのか確認したうえで、青汁のパッケージを確認しながら自分に合った青汁を飲むようにしましょう。

この記事を読んだ方におすすめの記事一覧Related