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青汁は痛風にも効果的?

目次
  1. 痛風とは
  2. 青汁にはプリン体が多い?
  3. 痛風に効果的な青汁
    1. ダイエット効果
    2. 尿酸値を下げる
    3. 利尿作用
  4. 乳製品と一緒に青汁を摂取する
  5. 生活習慣を変えることが大切
足に激痛が走り普通に歩くことすら困難になるのが痛風です。
実は青汁には痛風に良い・悪いどちらの噂もあります。
その真相はどちらなのか、解説します。

痛風とは

「ぜいたく病」とも呼ばれる痛風は、プリン体という物質を摂取しすぎることによって発症します。
プリン体が過剰になると尿酸が作られます。
その状態が続くと「高尿酸血症」という状態になり、過剰になった尿酸は結晶化します。
その結晶は重力により下半身に溜まりやすく、足首や足の指の付け根の関節、膝の関節などに痛みが現れます。
なぜぜいたく病と呼ばれるのかというと、プリン体はビールに多く含まれており、食べ物ではレバーやマグロ、サンマ、うに、いくら、など海鮮物にも多いです。
ビールにつまみと贅沢なものばかり食べると痛風になりやすいことから、ぜいたく病と呼ばれているのでしょう。

青汁にはプリン体が多い?

青汁にはプリン体が多いから痛風になるという噂があります。
それは以下の100g中に含まれるプリン体含有量によるものです。
・大麦若葉 88.5mg
・ケール 40.2mg
・ビール 4~8mg
これだけ見ると特に大麦若葉が飛び抜けているように見えます。
しかし、青汁1杯で大麦若葉100gも摂取できません。
せいぜい2~3gです。
逆に飲み会の場でビールを100gで抑えることができるでしょうか。
お酒好きならジョッキ5~6杯はいくかもしれませんね。
100g中ではなく1杯あたりのプリン体含有量がこちらです。
・大麦若葉青汁 2.7mg
・ケール青汁 1.2mg
・ビール 14~28mg
やはりビールの含有量が群を抜いて多いです。
これを何杯も飲むと尿酸が増えてしまうのも当然です。
つまり、青汁にプリン体が多いというのは間違っています。
青汁を1日30杯以上飲めば痛風発症に限りなく近づくと思われますが、1日にそんなに多く飲む人はいないでしょう。
プリン体を控えたければ青汁ではなくビールの摂取を抑えましょう。

痛風に効果的な青汁

ダイエット効果

痛風になるほどプリン体を摂取している人は肥満体型か肥満気味である場合が多いです。
まずダイエットをする必要があります。
痛風が再発したり別の病気を併発したりするからです。
青汁はダイエットのサポートもします。
ビタミンやミネラルが脂質や糖質の代謝を助けます。
食物繊維によって血糖値やコレステロール値の改善にも期待できます。
食物繊維は満腹感を得られるので食べ過ぎも防止してくれるでしょう。

尿酸値を下げる

青汁に含まれている葉酸には尿酸値を下げる効果があります。
尿酸の生成を行うキサンチンオキシダーゼという酵素が活発になると尿酸が増えるのですが、葉酸がこの尿酸の増加を抑制してくれます。
さらに青汁には、葉酸の働きをアップさせるビタミンCやカリウムも含まれるので、効率よく尿酸の過剰分泌を防いでくれるでしょう。

利尿作用

青汁には利尿作用のあるカリウムが含まれます。
体の余分な水分や老廃物を尿として排出してくれるので、尿の量や回数が増えます。
この際尿と一緒に尿酸も排出されることで尿酸値を下げることができます。

乳製品と一緒に青汁を摂取する

乳製品は痛風に良い影響をもたらします。
特にヨーグルトに含まれるガセインなどのたんぱく質には尿酸の排出をサポートする作用があります。
さらに尿をアルカリ性にして体外に排出しやすくする効果もあります。
青汁と一緒に牛乳やヨーグルトを摂取すると、より痛風に効果的ということです。

生活習慣を変えることが大切

青汁や乳製品で痛風の予防や改善に効果的だと分かりましたが、根本的には生活習慣を見直してプリン体の摂取を控えることが大切です。
ビール太りなどの肥満体型は痛風以外にも高血圧や脂質異常などの合併症を招きやすいので注意してください。
青汁で健康的な生活を送りながら、アルコールの摂取を抑えたり適度な運動をしたり、ストレスを溜めこまないなど、日ごろから意識することが重要です。
痛風予備軍の人は早めに青汁を飲み始めて体質改善を心がけましょう。

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