青汁の過剰摂取は止めよう

目次
  1. 青汁の過剰摂取によるリスク
    1. 便秘または下痢
    2. ビタミンやミネラルの過剰症
    3. 添加物の危険性
    4. カフェイン中毒
    5. 高カリウム血症
健康に良いからと青汁を1日に何杯も飲むと体には思わぬ悪影響が起こります。
青汁の1日の摂取目安量はそれぞれの商品に記載されていますがだいたい1~3杯です。
健康診断の前やダイエット中などは青汁をたくさん飲んでしまいがちですが、用量を守らないと不健康になります。
どのような影響が出てくるのか詳しくご紹介しましょう。

青汁の過剰摂取によるリスク

便秘または下痢

青汁には食物繊維が豊富に含まれるので便秘解消に向いていますが、早く改善したいからといって飲み過ぎると逆に腸内が乱れてしまいます。
腸に溜まった便を排出しようとする食物繊維が多くなり膨張するので、腸壁が刺激されてぜん動運動が異常に活発化します。
腸鳴がゴロゴロ、グルグルと鳴り響き腹痛を伴う下痢を引き起こしてしまいます。
消化吸収がしっかりされていない状態の便がどんどん出てきてしまうので、青汁の栄養素も吸収されずに排出されます。
下剤を飲んで無理やり出したのと変わりません。
また、水溶性食物繊維は周りの水分を吸収して膨らみますが、青汁を飲み過ぎて下痢をした後は腸内に十分な水分がありません。
すると腸に残った便から水分を吸収してしまい、便は水分を奪われて硬くなります。
硬くなった便は腸内をスムーズに動けないので詰まってしまい、逆に便秘を招くことになります。
このように食物繊維をたくさん摂ることで下痢にも便秘にもなってしまいます。

ビタミン過剰症

青汁にはビタミン類が豊富に含まれます。
美肌のためにビタミンをたくさん摂りたい女性は多いと思いますが、過剰に摂取することで悪影響が出てきます。
ビタミンの中でも水に溶けない脂溶性ビタミンであるビタミンA・D・E・Kは、使われないで余った分は体に溜まります。
脂肪細胞や肝臓に溜まっていくのですが、それが原因で吐き気や疲労感が出てくる「ビタミン過剰症」になってしまいます。
主に過剰症が発生するのは脂溶性ビタミンの中でもA・D・Eです。
ビタミンAは皮膚の乾燥や筋肉痛、食欲不振。
ビタミンD・Eはカルシウムの分離による骨の老朽化、嘔吐や腹痛、脱水、筋緊張低下、下痢などです。

添加物の危険性

青汁は無添加・無農薬のものも多いですが、飲みやすくするために甘味料や香料、着色料、保存料などの添加物が含まれることもあります。
自然の素材から作られる添加物もありますが、中には人口添加物を使用している場合もあるので飲み過ぎには注意が必要です。
即座に人体に影響を及ぼすものではありませんが、多量摂取を続けることで体に添加物が溜まり、生活習慣病など重大な病気の引き金になりかねません。
飲み過ぎることの将来への悪影響は心配されますが、飲み過ぎなければそのまま排出される可能性が高いです。

カフェイン中毒

青汁成分のみであればそんなに気にすることはないカフェイン。
でも飲みやすいように緑茶や抹茶が配合されている場合は、カフェインの摂り過ぎが心配されるので含有量をしっかり確認しておきましょう。
青汁1杯に含まれるカフェインとしては10mgにも満たないので、青汁だけで中毒になることは考えにくいです。
カフェインの1日の摂取上限は400mgなので、青汁を数杯飲む程度では大丈夫ですが、青汁以外にもコーヒーやお茶を飲んでいるとその分摂取量は増えてしまいます。
仕事中や休憩タイムによく飲み物を口にする人はカフェインの量にも気を付けましょう。
カフェイン中毒になると、吐き気や動悸、嘔吐、息切れ、頭痛、不安感など様々な不調が現れます。

高カリウム血症

青汁にはカリウムが含まれます。
カリウムは細胞内外の水分調節を行うので、過剰になった塩分や水分を排出してくれます。
このおかげで女性の大敵であるむくみを解消して血液をサラサラにします。
しかし腎臓が弱っている方や腎臓疾患を持っている方がカリウムを過剰に摂取すると、腎臓に負担がかかりカリウムの排出がうまくできなくなります。
血液中にカリウムが溜まってしまい、筋肉のしびれや脱力感、吐き気を引き起こす高カリウム血症になることがあります。
本来、不要なカリウムは腎臓の働きで体外へ排出されるのですが、腎臓が弱っている場合は排出が難しくなるので、青汁の多量摂取を控えるように注意しましょう。
青汁の飲み過ぎは体に様々な不調を与えて逆効果となるので1日の用量を必ず守って飲んでください。

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