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産地から青汁を選ぶ

目次
  1. 原料ごとの主な産地
    1. 大麦若葉
    2. ケール
    3. 桑の葉
    4. 明日葉
    5. クマザサ
    6. 長命草
  2. 海外製は避けるべき?
青汁を購入するとき、産地を気にしていますか?とりあえず安いのを購入してみたら中国産やアメリカ産で少し不安を覚えた、という方もいるかもしれません。
今回は青汁の原料ごとに日本のどこで作られているのか詳しく紹介しますので、産地も青汁を選ぶ一つの手段としてみてください。

原料ごとの主な産地

大麦若葉

約1万年前から栽培が始まったと言われる大麦は、比較的栽培が簡単なので日本の各地で作られています。
その大麦が若いうちに収穫された若葉が青汁の原料として使用されています。
葉をそのまま使うのでやはり安全性や味に対するこだわりは重要視されます。
国内の産地としては九州の大分県や熊本県、島根県、福井県で栽培されたものが多いです。
主に九州地方の乾燥した土と、冬になっても寒すぎない気候が大麦若葉の栽培に適しているうえに、無農薬栽培や有機栽培に取り組む農家が多いので青汁の製作会社も安心して原料を得ることが出来るのでしょう。
20~30cmほどのまだ若い大麦を収穫して、農家のすぐ近くに加工工場がある場合も多いです。
このように九州地方や島根、福井などは、環境と気候が整っているため、安全な大麦若葉を育てることが出来ます。

ケール

江戸時代にオランダから日本に渡ったケールは、地中海から中近東が原産地です。
日本の産地は、茨城県、島根県、岡山県、福岡県、大分県、鹿児島県などです。
温かい気候であれば1年中収穫できる生命力に溢れた植物です。
寒い時期のケールは、葉っぱが凍らないようにするためと、春の開花のためにたくさんの栄養を蓄えています。
そのため寒い時期のケールは少し甘みが増していて青汁には最適です。
逆に夏場は気温が高いので早く育つことで少しほろ苦いケールになります。
苦い青汁が好きな方は夏のケールが適しているということです。

桑の葉

絹を作る蚕のエサとして栄えた桑の葉は、鎌倉時代に日本で広まったと言われています。
主な産地として、福島県、滋賀県、島根県、熊本県などです。
やはり、かつて養蚕業が盛んだった地域で今も作られていることが多いです。
養蚕業が衰退したあとに放置された桑の木をもう一度手入れしてお茶や青汁の原料として出荷している農家もありました。
近隣の農地からの農薬を回避するために広大な産地に農園があり自然の滋養を受けて大切に育てられています。

明日葉

中国で不老長寿の薬として紀元前から伝えられていた薬草が明日葉であると言われています。
日本では江戸中期に伊豆諸島の八丈島で栽培されている明日葉が滋養強壮に良いとして伝わっています。
主な産地は、鹿児島県を中心とする伊豆諸島、八丈島、房総半島や三浦半島です。
太平洋沿岸部には自生しているほど日本の気候は適しています。
温暖な気候を好んで育つ明日葉は八丈島の特産野菜としても有名。
2月下旬から3月ごろが出荷のピークです。
茎が太過ぎず葉にハリがあって綺麗な緑色の明日葉が新鮮で美味しい状態です。
爽やかな香りとほろ苦さが青汁に適しています。

クマザサ

中国最古の薬物書にも載っているほど歴史が長いクマザサは、日本の各地で栽培されています。
特に西日本の山間部、標高1000~2000mの高山に群生しています。
北海道、秋田県、長野県、福島県、山口県、鳥取県、島根県などでも栽培されています。
冬の寒さにも耐え、春から夏の温暖な環境ではすくすくと育ちます。
お茶や青汁として出荷されるクマザサは1枚1枚丁寧に摘み取られて大切に扱われています。
最近の青汁ではクマザサを使用したものも増えてきました。

長命草

長命草は沖縄県などの温暖な地域で自生する植物です。
古くから料理や民間薬として使用されてきました。
主に、西日本の九州・沖縄諸島、与那国島などの海岸沿いに自生します。
温かい場所で強い太陽の日差しを浴びて育つ長命草は生命力に溢れていて、沖縄県では長寿の秘訣として代々受け継がれてきました。
高い栄養価を誇るので青汁の原料としても使用されるようになり、健康効果にも期待できるでしょう。

海外製は避けるべき?

海外産がすべて悪いという訳ではありません。
しかし広大な農地を持つ海外で大量生産された青汁原料は、その国のどんな場所でどのように育てられたか深く知ることが出来ません。
日本では認知されていないような農薬を使用しているかもしれませんし、遺伝子組み換え食品が使われている場合もあります。
ただ大量生産できるだけあって価格は日本産に比べて格安の場合が多いです。
どんな青汁でもいいからとりあえず安ければいい、という考えであれば無理に止めることはしませんが、もし海外の強力な農薬が使用されているとすれば、その青汁を飲み続けることで体に起こる害は計り知れません。
より安全な青汁で健康維持を目指すのであれば、国内に産地があり、国内で製造された信頼できる青汁を選ぶべきでしょう。

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