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青汁の安全性は

目次
  1. 青汁の安全性を確かめる
    1. 青汁原料の産地
    2. 農薬の使用有無や栽培方法
    3. 食品添加物の使用有無
  2. 硝酸塩が危険?
  3. 青汁を飲んではいけない人
    1. ワーファリンを服用中
    2. 腎臓機能が低下している
    3. 甲状腺機能に問題がある
    4. C型慢性肝炎を患っている
青汁は栄養豊富で体に良いとされていますが、その安全性は信頼できるものでしょうか?青汁は危険、青汁を飲んではいけない人がいる、などの話もあります。
その実態について紹介します。

青汁の安全性を確かめる

青汁原料の産地

青汁原料である大麦若葉やケール、明日葉や桑の葉などは、全て日本国内で収穫できる野菜です。
主に九州地方が多く、大分県、熊本県、宮崎県などの地名をよく見かけます。
このように産地がしっかり明記されている青汁は安全性が高いと言えます。
しかし、海外が産地となっている青汁も多く存在します。
アジアや欧米で収穫された青汁原料の方が大量に出荷されており価格も安いからです。
それらは日本で認可されていない農薬が使用されていることもあり安全性が低いです。
かつては輸入された大麦若葉やケールなどが、放射線照射により害虫駆除・発芽防止されていることがありました。
放射能照射は発がんのリスクを高めるので安全ではありません。
またどんな土地でどんな育てられ方をしたのかも不明なので、100%信頼することもできません。
安全性を求めるなら国内産の産地がしっかり明記されているものを選びましょう。

農薬の使用有無や栽培方法

青汁原料を育てるためには農薬が使われることがあります。
化学肥料や殺虫剤、除草剤、殺菌剤など、雑草や害虫・病気から農作物を守るために使用されています。
日本では法律により農薬の使用が制限されているので、安全性が守られていることもありますが、残留農薬の量も気になるのでしっかり検査結果を公表している青汁が望ましいです。
しかし農薬は私たちの健康や環境に被害をもたらすことがあるので、可能であれば使用していない青汁を選びたいですよね。
そのため農薬不使用または減農薬栽培の青汁を選びましょう。
化学肥料の使用を抑えた有機栽培の青汁はさらに魅力的です。

食品添加物の使用有無

青汁には飲みやすい味にするための人工甘味料や、品質を保つための安定剤、とろみをつける増粘剤、その他にも乳化剤・防かび剤・保存料・酸味料・香料・着色料など様々な添加物が含まれることがあります。
天然の素材を使用した安全な添加物もあれば、動物実験により発がん性を危惧されるものもあります。
体に蓄積されることで下痢や腹痛をもたらす場合もあり、できれば体に摂りいれたくない成分です。
無添加で安全な青汁はたくさんあります。
健康を意識するなら信頼できる無添加青汁を選んでください。

硝酸塩が危険?

青汁で硝酸塩を摂取することで、体内で亜硝酸塩に還元されてヘモグロビンの働きを妨げる「メトヘモグロビン血症」になるといわれています。
しかし大人の胃の中は酸性のため、硝酸塩は還元されません。
メトヘモグロビン血症の恐れもほとんどないのです。
ただ、胃や内臓の機能が未発達である乳児は、胃酸が弱いのでメトヘモグロビン血症を発症する恐れがあります。
生後5~6か月後からは亜硝酸塩が生成される可能性は低いと言われているので、小さな子供でも問題ないのですが、乳児は青汁の摂取を控えましょう。

青汁を飲んではいけない人

ワーファリンを服用中

心臓や血管の病気によりワーファリンを服用している人は、青汁を飲んではいけません。
血液の流れをよくするワーファリンの効果を、青汁に含まれるビタミンKが阻害するからです。
ビタミンKには止血作用があります。
医師からもビタミンKを含む食材の摂取を制限されるので、青汁を飲むことは控えましょう。

腎臓機能が低下している

腎臓の機能が低下していたり、人工透析をしていたり、腎臓に疾患を抱えている場合はカリウムの摂取を制限されます。
腎臓が正常に機能していないと、カリウムをうまく排出できずに体に蓄積されるからです。
青汁には豊富にカリウムが含まれるので、飲むことを控えてください。

甲状腺機能に問題がある

甲状腺機能に問題がある場合は、ケールの青汁の摂取を控える必要があります。
ケールに含まれるイソチオシアネートによって、甲状腺ホルモンの合成が阻害されるからです。

C型慢性肝炎を患っている

C型慢性肝炎の場合は、鉄分が肝臓に蓄積されやすい状態です。
鉄分が溜まると、活性酸素が活発になることで症状の悪化や肝臓がんを招くことがあります。
青汁には鉄分も含まれるので、リスクを下げるためにも飲むことを控えましょう。

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