青汁の生搾りは飲みにくい?
目次 青汁の生搾りは加工されていないため飲みにくいイメージがあるかもしれません。その反面栄養価が高くビタミンやミネラルを残らず摂取できるメリットもあります。
そんな生搾りの青汁について詳しく紹介します。
青汁の生搾りとは?
その場で搾るタイプ
ケールや明日葉など、市販で青汁原料を購入することができれば自宅で生搾り青汁ができます。ジューサーを使用すればドリンクと絞りかすに分けられるので便利です。
または青汁専門店でも、その場でケールなどを絞った青汁を飲むことができます。
目の前で作られる本場の生搾り青汁といえます。
冷凍タイプ
冷凍タイプの青汁は、青汁の原料を生の状態で搾りそのまま冷凍させて作られます。新鮮であることが特徴で、青汁本来の味が楽しめます。
生搾りの粉末タイプ
生搾り低温乾燥製法で作られた粉末タイプの青汁もあります。生の青汁原料を搾った汁を、低温で乾燥させて製造します。
低温乾燥なので、熱に弱い酵素やビタミンCが損失されません。
ただ固形部分は取り除くので食物繊維が減少することがあります。
粉末タイプなので、その場で搾る青汁や冷凍青汁よりはサラッとしており飲みやすく感じられます。
生搾りは飲みにくい?
液体や冷凍は飲みにくい
生搾りの青汁は原料の味をそのまま楽しめるのですが、独特の苦みやえぐみ、においもそのまま残っています。特にケールの青汁であればえぐみが強いのでかなり飲みにくいと感じてしまうでしょう。
しかし生搾りの青汁は、青汁本来の味でもあります。
かつて青汁が作られ始めた戦後間もないころには、野菜の捨ててしまう葉っぱを絞って青汁を作っていたのです。
もちろん当時も飲みにくさがありなかなか普及しませんでした。
生搾り青汁は元祖青汁と同じ作り方でもあり、栄養価が損なわれていないのが特徴です。
粉末は口当たりが良い
生搾り低温乾燥製法で作られた青汁は、食物繊維が減少するデメリットがあるものの繊維質が取り除かれていて口当たりが良く飲みやすいです。粉末自体も粉っぽさがなくサラサラしているのが特徴。
その場で搾る青汁や冷凍タイプに比べてゴクゴク飲めるのは確かです。
ただ粉末加工されているので新鮮さや栄養価に欠ける部分はあります。
フレッシュな青汁とはいえないでしょう。
生搾り青汁は栄養価が高い
生搾りされた青汁は熱を加えられることがないので栄養を余すことなく摂取できます。加熱処理されるとほとんど失われる酵素や損失してしまうビタミンCなどもしっかり補えます。
搾りたての新鮮さを味わえる唯一の青汁です。
苦みがあり飲みにくいのは確かですが、その栄養価はトップクラスなので一度試してみてはいかがでしょうか。