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人工透析を行っている人は青汁を飲んでいい?

目次
  1. 人工透析とは?
  2. 人工透析を行っている人が青汁を飲んだ場合
  3. 人工透析を必要とする前に青汁で腎機能向上
週に複数回行う人工透析治療をしている人は、腎臓の機能が著しく低下しているので日々の生活でもあらゆる制限をされます。
食事にも気を付けなければなりません。
では青汁は飲んでも大丈夫なのでしょうか?人工透析治療中の青汁の摂取について紹介します。

人工透析とは?

腎臓は血液中の老廃物を濾過して尿を作っている臓器です。
その他にも血圧の調整や赤血球の形成、ビタミンD3の活性化などの働きがあります。
この腎臓が様々な原因により働きが十分でなくなると腎不全となり、尿として排出するべき老廃物が体に溜まってしまいます。
末期状態になると腎移植か人口透析治療を行うことになります。
人工透析では、腎臓の代わりに人工的に血液の浄化を行います。
人工透析が必要な人は全国に約30万人もいて、完治しません。
近年では、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病により血流障害を起こしたことで腎機能が低下することがあります。
特に糖尿病が原因の糖尿病性腎症が増加傾向です。

人工透析を行っている人が青汁を飲んだ場合

人工透析をしている人が青汁を飲んだ場合、青汁に含まれるカリウムが体に蓄積されてしまいます。
腎機能が低下していることにより、尿と一緒にカリウムを排出できないからです。
青汁にはカリウムが豊富に含まれているのでどんどん溜まってしまうのです。
すると血中のカリウム濃度が高くなり、高カリウム血症を引き起こします。
症状としては、悪心、嘔吐、脱力感、知覚過敏、しびれ、不整脈などです。
さらにカリウム値が上がってしまうと不整脈が危険な状態になり、心停止の可能性も生じます。
命の危険にさらされてしまうので、人工透析を行っている人は絶対に青汁を飲んではいけません。

人工透析を必要とする前に青汁で腎機能向上

健康な状態のときに青汁を飲むことで腎臓病を予防することができます。
人工透析中は危険なカリウムですが、健康時に摂取すると過剰に摂取した塩分を尿として排出する効果があります。
腎臓の濾過機能の負担を減らして、腎機能の向上や腎臓病の予防に適しているのです。
また定期的に水分補給をして老廃物を尿と一緒に積極的に排出することも腎臓の負担軽減に繋がります。
喉が渇く前の水分補給として、青汁を飲むことで水分不足を解消します。
ジュースよりもカロリーが低く糖分が少ないので肥満や糖尿病対策としてもおすすめできます。
健康なときから青汁を飲み続けて腎臓機能を正常に保ち、糖尿病などの生活習慣病対策をすることで人工透析治療を必要としない体を作りましょう。
普段から腎臓をいたわり、バランスの良い食事を摂ることも大切です。

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