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青汁とバイアスピリンの飲み合わせ

目次
  1. バイアスピリンについて
    1. バイアスピリンとは?
    2. ワーファリンとの違い
  2. 青汁とバイアスピリンの飲み合わせはOK?
青汁には様々な栄養素が含まれており、その中には特定の薬に対して効果を阻害する場合があります。
病院で定期的に薬を処方されている方は、青汁と飲み合わせても大丈夫か確認する必要があります。
その中でも今回はバイアスピリンと青汁の飲み合わせについて紹介します。

バイアスピリンについて

バイアスピリンとは?

バイアスピリンとはアスピリンという薬のジェネリック医薬品です。
血液を固まりにくくして脳梗塞や心筋梗塞を予防する「抗血小板剤」の作用があります。
血小板は血管内の壁の内皮細胞に沿って流れています。
けがをした時にしばらくして血が止まるのは、この血小板が活性化して血液を固めているためです。
しかし内皮細胞が障害を受けてしまい組織が露出した部分に血小板が粘着・凝集することがあります。
すると血管の中に血の塊を作ってしまい、血管を詰まらせてしまいます。
内皮細胞が障害を受けるのは、血管が痛んでいたり、血管内に脂肪が沈着していたりするときに生じやすいです。
このように血小板が活性化して血栓を作らないために、バイアスピリンを服用して血液の流れをスムーズにしています。

ワーファリンとの違い

血液をサラサラにして流れをよくする薬といえばワーファリンがあります。
ワーファリンは、青汁に含まれるビタミンKによって効果が阻害されるので、飲み合わせがNGの場合が多く注意が必要です。
ではバイアスピリンとワーファリンの違いとは何でしょうか。
どちらも血の流れをスムーズにする薬ですが、ワーファリンは「抗凝固薬」で、バイアスピリンは「抗血小板薬」です。
この2つは作用する血栓の種類が異なります。

不整脈や心不全の場合、血流が遅くなり、赤血球などを巻き込んで固まるので赤い色の血栓ができます。
抗凝固薬のワーファリンはこの赤色血栓を防ぎます。

高血圧や糖尿病の場合、動脈硬化が進み、血管の内側にコブのような障害ができてしまい、それが剥がれると血小板が集まって血流を悪くします。
動脈は流れが速いので赤血球は血小板が集まる前に流れていきます。
そのため血小板が主体の白い血栓ができます。
抗血小板薬のバイアスピリンはこの白色血栓を防ぎます。

血液をサラサラにする効果は同じですが、血栓の種類が違うのが分かりました。

青汁とバイアスピリンの飲み合わせはOK?

バイアスピリンはワーファリンと効果は同じですが、抗血小板薬と抗凝固薬の違いがあります。
ワーファリンの抗凝固薬は、青汁に含まれるビタミンKの血液凝固作用によって効果を阻害されます。
さらにビタミンKは肝臓で、止血する際に必要なたんぱく質(凝固因子)を作るときの補酵素としても働いています。
そのためワーファリンと青汁は飲み合わせてはいけません。

バイアスピリンの抗血小板薬は青汁のビタミンKによって阻害されることはないと言われています。
そしてビタミンKには血小板を増やす働きもありません。
そのためバイアスピリンを服用中でも青汁を飲んでも問題ないです。
しかし医師の判断では避けた方がいい場合もあるので、青汁を飲む場合は必ず医師に相談して許可を貰ってから飲んでください。

また青汁には血液をサラサラにする成分が含まれます。
食物繊維は血中コレステロールや中性脂肪を排出させて血流を改善します。
カロテンやポリフェノールには抗酸化作用があるので血管を健康にして動脈硬化を防いでくれます。
さらにビタミンC・E、ミネラルなどが新陳代謝の機能を向上してコレステロールが溜まるのを防ぎます。
青汁の血液サラサラ効果でバイアスピリンの働きをサポートして健康的な体を目指しましょう。

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