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青汁に含まれるポリフェノール

目次
  1. ポリフェノールについて
    1. ポリフェノールとは
    2. ポリフェノールは5000種類以上ある
  2. 青汁原料に含まれるポリフェノールと働き
    1. 大麦若葉
    2. 桑の葉
    3. 明日葉
    4. ケール
    5. 長命草
  3. 青汁でポリフェノールを摂取しよう
ポリフェノールはワインブームのときから注目されるようになりました。
ワインに含まれるポリフェノールが体に良いとされて、生活習慣病の予防にも効果があると期待されていたのです。
青汁にもポリフェノールが含まれているので健康に良いイメージがありますが、具体的にはどんな効果があるかご存知でしょうか。
青汁に含まれるポリフェノールについて、その健康効果を追求します。

ポリフェノールについて

ポリフェノールとは

ポリフェノールには、動脈硬化やコレステロールの抑制、がんの抑制、肝機能や心臓病の予防、殺菌作用、抗酸化作用などの様々な効果があります。
健康効果があるポリフェノールですが、実は栄養素ではなく植物の樹皮や種などに含まれる天然の「色素」です。
苦みや渋みがあり、多くの果物の皮にはポリフェノールが含まれるので皮部分は渋いです。
ポリフェノールの一番の効果と言えば抗酸化力で、植物や動物が紫外線やストレスにさらされたときに増える活性酸素の除去をしてくれます。
傷ついた細胞を正常にして病気や老化からも体を守ります。
抗酸化力だけでなく様々な影響を与えてくれるポリフェノールは種類によって効果が異なります。

ポリフェノールは5000種類以上ある

ポリフェノールは約5000種類ある物質の総称です。
化学構造の違いによって大きく3つに分類分けすることができます。
「フラボノイド」「タンニン」「フェノールカルボン酸類」となります。
食品に含まれるポリフェノールは大部分がフラボノイドに分類されています。
よく耳にするものといえば、赤ワインやブルーベリーに含まれる「アントシアニン」、お茶に含まれる「カテキン」、大豆に含まれる「イソフラボン」、ブロッコリーやレタスに含まれる「ルチン」、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」などが挙げられます。
やはり主な効果は抗酸化作用で、付随して消臭作用や視力改善、女性ホルモンのバランス、血糖値改善や脂質代謝などそれぞれの効果があります。

青汁原料に含まれるポリフェノール

大麦若葉

大麦若葉にはGIV(グルコシルイソビテキシン)と、フェルラ酸という種類のポリフェノールが含まれます。
GIVは、血漿と脂質に対する抗酸化力によってLDLコレステロール値の改善や動脈硬化の予防に効果的です。
またフェルラ酸は、脳機能改善効果や、高血圧の予防、軽度のアルツハイマー病にも症状の改善が期待できます。
傷んだ細胞を修復して細胞を保護するのです。

桑の葉

桑の葉には、ケルセチンとアントシアニンというポリフェノールが含まれます。
ケルセチンは、体内でビタミン類と似たような働きをします。
強い抗酸化作用によりアンチエイジングに効果的であり、肝機能や腎機能を高めて解毒・排出するデトックス作用もあります。
抗炎症作用もあるので関節痛や骨粗しょう症の進行を防ぎ、アトピーやアレルギー症状の緩和にも効果的です。
またブルーベリーにも含まれることで有名なアントシアニンは、眼精疲労やかすみ目の改善、眼病予防などが印象強いですが目以外にも効きます。
アントシアニンは内臓脂肪の蓄積を防いで血中の脂肪を減らす効果があります。
また強力な抗酸化作用で細胞の老化を防ぎ、皮膚のハリや瑞々しい肌を保つことができます。
さらに末梢血管を拡張して血流改善を促すので女性の大敵である手や足先の冷え症も改善に導いてくれます。

明日葉

明日葉にはカルコン、クマリン、ルテオリンというポリフェノールが含まれます。
カルコンは明日葉特有の成分で、アンチエイジング効果があります。
抗酸化作用で活性酸素の除去、体を錆びつかせず若々しく保ちます。
また体内の余分な老廃物や水分を排出するのでデトックスにも効果的です。
次にクマリンは、香り成分としてもよく使用されています。
ウイルスや細菌の侵入を防ぐ抗菌作用や、血流改善、脳機能の維持、活性酸素の除去によるがんや糖尿病の予防など、脳にも体にも健康効果をもたらしてくれます。
ルテオリンは、主にアレルギー症状の緩和に努めます。
アトピーや花粉症の炎症に繋がる物質が作り出されるのを抑制してくれます。
さらに大腸で発生した悪性物質を肝臓で無害な尿素に変換する働きもあるので体を徹底的に守ります。

ケール

ケールには、桑の葉にも含まれるケルセチンや、イソチオシアネート、フラボノール配糖体が含まれています。
イソチオシアネートとは、辛み成分の一つです。
細かくするほど辛み・苦みが強くなります。
大根にも含まれるので大根おろしがイメージしやすいでしょう。
ケールの青汁も粉末にしているので苦さが増します。
その効果は、解毒酵素の働きを高めてがん細胞の増殖を抑えることによるがん予防、炎症に効果的な殺菌作用、代謝の向上などです。
次にフラボノール配糖体は、抗酸化作用、抗アレルギー作用、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
特に花粉症の症状緩和に効果的です。
花粉症は免疫反応が過剰になることで涙や鼻水が出続ける辛い症状ですが、フラボノール配糖体は過剰な免疫反応を抑えることが分かっています。
目や鼻、のどの粘膜部分の炎症を抑えて花粉症の苦しみを軽減してくれます。

長命草

長命草が青汁の原料として使われていることも多いですよね。
長命草にはルチン、クロロゲン酸というポリフェノールが含まれます。
ルチンには血流改善、毛細血管の強化、ひざの痛みを伴う変形関節症の改善などの効果がみられます。
さらに脳細胞の酸化を防ぐので認知症にも有効だと考えられています。
他にも心疾患や糖尿病、生活習慣病の予防・改善にも効果的です。
クロロゲン酸は体内の脂肪の蓄積を抑えて脂肪肝を予防します。
このためダイエットにも効果的。
さらに強い抗酸化作用によるアンチエイジング効果にも期待ができます。
活性酸素の蓄積を防いで、メラニンが皮膚に沈着するのも防止するので女性の美肌作りをサポートしてくれます。

青汁でポリフェノールを摂取しよう

青汁に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用をはじめとする多くの健康効果があることが分かりました。
種類によっても得られる効果が違うので、生活習慣病の予防やアレルギー症状の緩和、アンチエイジングや動脈硬化の予防など、目的別に自身に合った青汁を選んでください。
きっと今の悩みや辛い症状の改善に一役買ってくれるでしょう。

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