青汁で口内炎解消
目次 口内炎ができると痛くてしみますよね。口を開けても痛いし、何か食べるともちろん痛くて辛いです。
話すことも嫌になって何をするにも憂鬱になります。
様々な原因で口内炎を引き起こしていますが、青汁で口内炎を解消・予防できるのをご存知でしょうか。
栄養満点な青汁が口内炎を撃退する仕組みについて解説します。
口内炎とは
口内炎ができる理由
口内炎とは、口の中や周辺の粘膜に炎症が起こることです。免疫力が低下して体調が悪いときには特に起きやすいです。
口は、食事や呼吸、話すときなど常に外部の空気と接しています。
そのためウイルスや細菌が侵入しやすく、付着した部分によって口の中や喉などに炎症を引き起こします。
歯茎や舌、唇、口角などどこにでも出来る可能性があります。
口の中に傷ができたときに細菌が繁殖すると炎症しやすく、また体調が悪いときや風邪をひいて免疫力が落ちているときも繁殖しやすい状態です。
また、栄養不足も原因の一つです。
特に口内の粘液を守っているビタミンB群が不足していると、粘液が細菌を洗い流せないので菌が付着しやすくなります。
このように口の中だけの問題ではなく、体に栄養が足りていないことも口内炎の原因に繋がっています。
口内炎の種類
口内炎にはいくつか種類があります。アフタ性口内炎
最も多く発生するのがこのアフタ性口内炎です。口内の粘膜にできる白色に変色した2~5mmの腫瘍ができるのが特徴的。
小さなものが2~3個できる場合もあります。
腫瘍の一種ではありますが、この小さなものをアフタと呼んでいます。
これが痛みを伴う辛い口内炎の代表的なものです。
再発することもあります。
原因は免疫力の低下やストレス、栄養不足、口腔粘膜の損傷と言われています。
ウイルス性口内炎
その名の通りウイルスの感染によって起こる口内炎です。ヘルペスやカンジダなどのウイルスによって発症し、口の粘膜に多くの水疱ができて破れます。
赤くただれて強い痛みや発熱も伴います。
原因はこれらのウイルス感染によるものです。
カタル性口内炎
口内の粘液が炎症を起こして腫れあがり、粘液がにじみ出る口内炎です。広い範囲に炎症が起きますが、しみるように痛む場合と痛みがほとんどない場合があります。
入れ歯や矯正器具が口内に当たって頬を噛んだり、器具の不具合で損傷したりすることで起きます。
腫れている部分の境界線が不明瞭なのが特徴。
熱い食べ物や飲み物で口内にできた火傷から発症する場合もあります。
青汁が口内炎に効く理由
栄養不足を解消
栄養豊富な青汁で口内炎の解消や予防ができます。特にビタミンA・B2・B6・Cなどのビタミンは効果的です。
ビタミンAは口内の皮膚を丈夫にして乾燥を防ぐことで細菌が付着しても洗い流すように促します。
ビタミンB2・B6は口内の粘膜を保護して細胞の成長や入れ替わりを促進し、たんぱく質の代謝も促進することで免疫機能を正常に保ちます。
免疫力が高まり炎症の発生を防ぐのです。
ビタミンCも皮膚を正常にして細菌やウイルスに強い環境を作ります。
青汁で全身を健康に
青汁に含まれるビタミン類が口内炎に効果的であると分かりました。青汁の中でも特にケールや明日葉が原料の場合はビタミンのバランスが整っていて一度に補えるのでオススメです。
もちろん大麦若葉や桑の葉でもビタミンや食物繊維、ミネラルなどの栄養素は豊富に含まれているので効果がないという訳ではありません。
青汁で体の内側から健康になることで全身の免疫力が向上するので、口内炎の発生も防いでくれます。
クロロフィルやカテキンなどの殺菌作用もあるので口内炎を引き起こそうとする細菌やウイルスも撃退してくれるでしょう。
口内炎になったときだけ飲むのではなく、日ごろから青汁を飲んで体も口腔内も健康を維持することが大切です。
辛い口内炎は未然に防ぎましょう。